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四季折々の自然を感じてください! 黒光茂明展<日本画>開催中!

2017.04.26

暖かい日が続き、京都は観光客のお客様で賑わっております。
画廊では、外国のお客様がたくさん来られます。中国、台湾、韓国のお客様、東南アジアのお客様、最近ではヨーロッパのお客様も増えています!
なんとインターナショナル! コスモポリタンとは、ほど遠い<はんなり*ハンペン>が今週の画廊催しをご紹介いたします♪

高島屋美術部創設110年記念
黒光 茂明 展〈日本画〉
■4月26日(水) → 5月2日(火)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。

黒光茂明先生は、1946年 京都に生まれ、1970年に京都市立芸術大学を卒業されました。父 茂樹氏とその師 金島 桂華氏から薫陶を受け、四季折々のわが国の美しい自然を大胆な構成で表現されています。




では、幾つかの作品をご紹介いたします。

溢れる春 82×123cm


月が香 81×146cm

寒いときに梅が咲く前に取材され、特にからみあう枝ぶりの面白さにこだわられているそうです。梅が散るようすが、とても美しく可憐です。
「月が香」は月明かりのなか、梅が美しく光り幻想的な雰囲気です。
さて、さて皆様「梅」と「桜」花だけ見て違いが、分かりますでしょうか?
簡単に、花びらの先が割れているのが「桜」、丸いのが「梅」です(例外もあり)
先生の作品を観ていると、ほのかに上品な梅の香りを感じます。
 



月に咲く 97×147cm

「地に落ちて朽ちていく椿に美がある。」と先生仰います。人間の人生にも重ね合わせ、老いても美しいという、ことだそうです。確かに画面を見ると、若々しい椿から、朽ちている椿まで、たくさんの椿が月明かりに美しく照らされています。全体の所々に金箔が散りばめられ煌々と月明かりに照らされる椿 、うっとりしてしまいます。

静かに絵と対峙すると、人生と何か?人間とは何か?哲学的に考えてしまいますね。



桜波 82×183cm

風で枝が揺れる動きを、波を持ってきて表現されています。桜のピンクと波のブルーのコントラストがとても綺麗です。桜と波が同時に描かれる大胆な絵ですが、桜が波に揺られているようで耽美な世界に溺れてしまいそうです。



椿蔭に 55×113cm

椿はカラフルに、そして葉と枝は黒に描かれています。
「強い日差しが当たる木の裏に入ったとき、葉が黒く見えた。」と先生。カラフルな椿は直接、日の光が当たり、葉と枝は逆光に見立てた二つの視点がひとつの画面に表現された作品なのです。

 


波上薫風 78×158cm

 波紋を描き、波紋に松の木が波間に揺れながら映りこんでいます。岩絵の具を使用しながら、絵肌がサラリとするように、なんども描いては洗い苦心された作品です。「波紋から季節を感じてほしい」とのことです。




波上秋聲 78×158cm

波紋には紅葉が写り、ゆらりゆらりと波間にたゆたいます。

 

在水中 61×97cm

 「在水中」は先生の造語、緩やかな水紋にゴツゴツとした岩が顔を出します。しかし、しかし…水中にもその岩の続きがあるぞ!とのことです。



蓬莱春秋 157×108cm

ここにある「蓬莱」は中国の故事にある伝説の山を表現されています。

ここで《制作・秘話》、先生、1枚の絵に1年間の時間を閉じ込めようと、または24時間を閉じ込めようと、前代未聞の野望を抱かれたのです !!!!
いろいろな苦心の末出来上がったのがこの1枚「蓬莱春秋」。この絵には春の桜と秋の紅葉が同時に表現されているのです!

 黒光先生は京都の衣笠で名だたる京都の画家を身近に感じながら幼少から過ごされ、その英気を磨いてこられました、日本画で描く日本の四季の魅力を五感で感じることのできる魅力一杯の展覧会です。是非とも、6階美術画廊にお越しください。

4月29日(土)15時より黒光茂明先生によるギャラリートークが開催されます。
貴重なお話がたくさん聞けること間違いなし !是非ともご参加ください。

 

【略歴】

1946年 京都市生まれ
1970年 京都市立芸術大学日本画科卒業
1974年 第1回創画展入選
1977年 第3回春季創画展 春季展賞受賞
1987年 黒光茂明・本多功身二人二人展(髙島屋日本橋)
1992年 「滋賀の日本画」展出品(滋賀県立近代美術館)
丹原町文化会館大ホール緞帳原画制作
1993年 〈樹のいのち 樹のかたち〉(髙島屋 大阪/日本橋/京都)
2000年 〔KKベストセラーズ本社〕板絵壁画を制作
2004年 京都浄土宗 西山禅林寺派 清行山三善院浄蔵寺本堂柱に双竜図制作
2013年 京都府文化賞功労賞受賞

髙島屋での個展多数

 

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
直通番号 075-252-7196
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