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外は雨模様...なのに画廊は晴れやかです!

2017.07.07
皆様こんにちは。にこ・ぷちデラックスです。
梅雨空が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
今週の画廊はタイトルのとおり、晴れやかな作品が皆様をお待ちしています!
気持ちがスカッと爽やかになること請け合いですよ♪

では、早速催しのご案内です~!


━風のけしき━ 北 久美子展


■会期:開催中→7月11日(火) ※最終日は午後4時閉場です
■会場:6階美術東画廊


まずは会場風景をご覧ください♪













スカッとした爽快なブルーが印象的な作品に、目を奪われます。
北 久美子先生は1945年に大阪府に生まれ、浪速短期大学(現在の大阪芸術大学短期大学部)を卒業。
現在は二紀会、女流画家協会を中心に活躍されておられます。
昨年までは大阪芸術大学の教授として、後進の指導にも携わってこられました。

京都髙島屋で初個展となる今展では -風のけしきーと題し、
1988年以降発表してこられた”夢想の楽園”シリーズを中心に展観いたします!


では、作品を見て行きましょう~!



「光景」 200号M
今展の一番の大作。
限りなく澄み切った青空、鮮やかな草花や孔雀の艶やかな姿・・・。
色使いや描かれるモチーフは、フランスの印象派時代に活躍した画家、
アンリ・ルソーを彷彿とさせます。




「花の風景」 50号P
こちらの作品、一見、虫や蝶たちが飛び交い、
鳥たちと草花だけが描かれているようですが実は・・・・

画面の上部、にこぷちの気になる部分をズーム↓


なんと、蜘蛛が巣を張っていて、虫を狙っているのですよ!びっくり!

先生のご自宅の庭に、女郎蜘蛛がたくさん巣をつくるそうなんです。
描かれている草花も、先生の庭に咲いている花を描いておられ、
庭にいる小さな生き物たちの小さな世界を
先生のイメージで組み合わせて表現された作品です。

楽園のような穏やかに見える景色の中に、
先生の観察力の鋭さと、現実をの世界を感じたにこ・ぷちでした。




「光る風」 20号P
画面を分割して違う景色を挟み込んだりするなど、画面構成が面白い作品です。
そして、この作品にも、いますよ!


女郎蜘蛛です。↑





「花宴」 100号F




「小鳥たち」 4号F




「風の園」 6号F




「FUJI」 SM(ガラス絵)

北先生は、日本ガラス絵協会の会員でもあります。
今展にも素敵なガラス絵を多数出品いただいております。
サイズもSMや0号といった、
玄関やリビング、寝室など
どの場所にも飾っていただきやすいサイズです。



ガラス絵の部分を間近でみてみましょう♪
板ガラスに、見る方とは反対側の面に絵を描きます。
通常の絵画とは描き方も、絵や文字もまったく逆向きになります。
「サインの字も逆向きに書くしね。頭の体操になるわよ。」
と、先生。
ガラス絵に限っては、油絵具は乾きにくいので
先生はアクリル絵具で彩色されています。




「花」 0号(ガラス絵)

赤いポピーの花が鮮やかに描かれています。
グリーンとの色の対比が綺麗です。


■作家略歴
1945年 大阪府に生まれる
1966年 浪速短期大学卒業
第20回記念二紀展初入選 以後毎回出品
1973年 第27回女流画家協会展初入選(東京都美術館) 以後毎回出品
1980年 二紀会会員となる
1990年 第33回安井賞入選 安井賞受賞
文化庁芸術家在外研修員として、スコットランド、オランダ、フランスに特別派遣
2001年 鎌倉・鶴岡八幡宮に雪洞の奉納で揮毫(以降2016年まで)
2016年 個展「風のけしき」(池田20世紀美術館)
本江邦夫の「今日はホンネで」記念展(日本橋・横浜)

現在 二紀会会員 女流画家協会会員 日本ガラス絵協会会員

夢と現実の間を行きかうような、ブルーの空が特徴的な作品たち、
そしてモチーフが活き活きと鮮やかに描かれたガラス絵の作品の数々を
是非、ご覧ください!





さて、続きまして西画廊のご紹介!
こちらも爽やかな色合いの様々な陶芸作品をご覧いただけますよ~!


猪飼 祐一 陶展

■会期:開催中→7月11日(火) ※最終日は午後4時閉場です
■会場:6階美術西画廊

会場風景です♪











猪飼先生は、京都清水の 五条坂に生まれ、
祇園町も近く、京都の粋を感じられる地域で
幼少の頃からいろんな良いものを目にする機会に恵まれ
ご実家が陶器を扱う商売をされていたこともあり、よい作品を間近で見て
審美眼を養ってこられました。
それは今のご自身の作品作りにも影響を受けている、と仰います。

1996年に南丹市日吉町に工房を移し、2007年には登窯を築窯され、
ガス窯、電気窯と、作りたい作品に合わせて窯を使い分け
多彩な作品を制作されています。

今展では、グリーン系やブルー系の灰釉による
爽やかな色合いの作品の新作を一堂に展観しております!

 


「灰釉彩刻線壷」




「青瓷壷」
たっぷりとかけられた青瓷の釉薬と貫入が美しい、存在感のある作品です。
土台がしっかりできていないと良い作品に仕上がらない、と、
作品の土台(形)作りに力を集中してお仕事に取り組んでおられるとのこと。




「灰磁輪花平茶盌」





「灰釉彩窯変茶盌」



「粉引茶盌」



「青瓷窯変香爐」




「灰釉三彩扁壷」




「灰釉彩掛花生」





「灰釉彩平鉢」 「灰釉彩竹花生」


「灰釉彩一輪生」



「灰釉彩片口」
形を作る際は、どこまで手を加えるかの「辞めどき」を見極ることにも心を砕いておられます。
きっちりとロクロで作り上げた形は上品だけれどもそれだけでは面白みに欠けるし、
そうかと言って崩し過ぎると下品になってしまう…美しいかそうでないかのはざま、
そのギリギリのところで表現される形の美しさ追求しておられる先生、

ご覧になった方に

「ギリギリのところですね」

と、作品の意図をわかってもらえれば、一番嬉しいと仰います。(^-^)


「灰釉彩平鉢」 「灰釉彩角皿」
例えば・・・
料理屋さんでは使っていただく出番が多いから、主張しすぎない器が好まれるな・・・
ご家庭でホームパーティをされるなら、
インパクトのある器のほうが器の話題で話も盛り上がって楽しんで貰えるな・・・
など、
食器を制作されるときは、使われる場面を思い浮かべて形を考えられるそうです。




「灰釉彩長方皿」 「灰釉彩鉢」



「灰釉麦酒杯」 「灰磁麦酒杯」




「酒盃いろいろ・・・」



■作家略歴 
1963年    京都五条坂生まれ
1983年    京都府立陶工訓練校  成形科卒業
1984年    京都市立工業試験場 陶磁器研修修了
           清水卯一氏の指導を受け、喜兵衛窯開業        清水保孝氏に師事
1985年    日本工芸会近畿支部展     初入選
1986年    日本伝統工芸展    初入選
1994年    日本工芸会正会員に認定
1996年    京都府南丹市日吉町に工房移転
2004年    日本伝統工芸展近畿展にて監査委員に就任
2007年     登窯を築窯 
2009年    高島屋京都店にて個展開催



爽やかな作品の数々、いかがでしたか?
是非、足をお運びいただき、ご覧くださいませ!
今週も、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
 


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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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