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-心象- 木野 智史展〈陶芸〉 & 檜垣 良多 陶展 好評開催中です!!

2019.03.06
こんにちは!<はんなり*ハンペン>です。
今年は改元があり、時代の節目となります。時代は変わっていきますね。
美術においても確実に若い才能豊かな作家が現れ、新しい時代を作っていきます。
今週はまさにそのような新しい時代を作っていかれる先生方の登場です。

 -心象- 木野 智史展〈陶芸〉

■3月6日(水) → 12日(火)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。

 


京都店では工芸サロンで好評を得、満を持して美術画廊に初登場の木野智史先生です。
磁器で出来ているとは思えないクルリと美しいカーブを描く青白磁で焼き上げられた「颪(おろし)」シリーズで国内にとどまらず、アジアなど海外でも人気だそうです。
山から吹き降ろす風が、海のはるか彼方へ消えて行くまで続く景色を象徴的に表現しています。今週の美術東画廊では、爽やかな風が吹き抜けるような空間を演出した木野智史先生の貴重な新作をご紹介しております。

少しですが、ご覧いただきましょう!





■颪〔螺旋〕W57×D54×H31cm




■颪 W92×D9×H55.5cm



■颪〔廻〕 W69×D23×H25.5cm




■颪 W98×D9×H45cm




■颪〔螺旋〕W44×D41×H26cm

この颪〔螺旋〕渦巻きに奥行きがあります。

横から見ると分かります。

 


さらに渦巻きの中心の正面から見ると…

あらあら、目が回りそうです。



この造形のすごさが見て取れますね。



■潮汐
海辺の澄んだ水が美しく、広がる海を想像させます。

 如何でしたでしょうか?

通常、陶芸の作品展では、お客様のいろいろなご要望に応えられるよう様々な生活に使える器が用意されますが、木野先生の陶芸展は造形作品のみ!!造形で勝負しようとされる、先生の並々ならぬ強い決意が伺えます。まだお若く、今後の活躍が期待される木野先生のほとばしる才能と気迫、新しい次世代の陶芸作品を是非とも、目撃ください。

略歴
1987年 京都府生まれ
2006年 京都市立銅駝美術工芸高等学校陶芸科卒業
2010年 京都精華大学芸術学部素材表現学科陶芸科卒業
2012年 京都市立芸術大学大学院陶磁器科修了
2013年「The 4th ICMEA Symposium」(中国)金賞
2014年「The International Bienal of Ceramics of Maraxi」(スペイン)グランプリ
2016年「Taiwan Ceramic Biennale」(台湾) 審査員賞
2017年第12回パラミタ陶芸大賞展 大賞
2018年有田国際陶磁展 2位 佐賀県知事賞
陶磁器協会奨励賞関西展 奨励賞・京都市長賞


次に美術西画廊のご紹介です。

檜垣 良多 陶展

■3月6日(水) → 12日(火)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。


茶陶の次世代を担う檜垣良多先生の初個展です。良多先生は髙島屋各店で個展を開いていただいてます檜垣青子(せいし)氏のご長男でいらっしゃいます。青子先生に師事され、京都・桂の地で作品を制作、大叔父の二代 寄神崇白氏の雲華焼の伝統と技も受け継ぎ、作品の制作に日々励んでおられます。

では、いくつか作品を紹介します。

 

赤茶盌



黒茶盌


黒飴茶盌
伝統的な飴茶盌よりも高温で焼成しているため、濃い発色になっているそうです。さらに土肌をより強調するため粗い土を使用し、軟らかいときにヘラで粗すそうです。それにより土本来の雰囲気を出します。また形においては抹茶茶碗としての古典的な形と動きのある形を上手く融合させているとのこと。



黒茶盌



赤茶盌
いくつかの化粧土を使用することで動きのある五色の色合いで景色を作っています。力強い形作りとあいまって動きのあるお茶盌ではないでしょうか。


飴 梅鉢文 平風炉
使い勝手を考慮しながらも、ひし形に形をアレンジしたそうです。飴色の色合いにお客様から『若々しい…』という声が印象的でした。



青水盤
茶色、赤、白、青と多彩な色で、まるで抽象画のように動きのある表現がほどこされています。水を張った水盤の水面にあらわれる水面の景色を意識して制作されたそうです。



結文松唐草文菓子器

 今回の初個展の初日、程よい緊張感がただよい、お客様がひっきりなしに来られる美術画廊で髙島屋初個展にあたっての心境をお伺いしましたところ、
―伝統を重んじた創作、そして現代の茶の湯、自分の考える茶の湯と三者で語り合って、自分なりの創作をした。―
と力強く語られました。そのゆるぎない眼差しから今回の個展にかける思いと決意がひしひしと伝わってきました。

どうか、次世代の茶道界を担う檜垣良多先生の魅力を会場でご堪能ください。
心よりお待ちしております!!

略歴
1976年(昭和51年) 檜垣 青子氏の長男として京都に生まれる
   大学を卒業後、京都府立陶工職業訓練校・京都市工業試験場において修学
2005年(平成17年) 裏千家学園茶道専門学校で3年間 茶道を学ぶ
2010年(平成22年)京都府より派遣、イタリアにて作陶
2012年(平成24年)京都府京もの認定工芸士認定  
現在 母・青子氏、大叔父・二代 寄神 崇白氏とともに「桂窯」において作陶

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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