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”用の美”を求めて ━ 京の色絵磁器 三浦 竹泉 展

2019.04.17
皆様こんにちは!にこ☆ぷちデラックスです。
今週の催しを早速ご紹介いたします。

京の色絵磁器

三浦 竹泉展


■会期:2019年4月17日(水)→23日(火) ※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術画廊

京都・五条坂で四代竹泉氏の長男として1934年にお生まれになった当代は、
1972年に五代 竹泉 を継承されて以来、
京焼の伝統と技術を探求しながら独自の新しい感性を吹き込み、
用の美を追求した「京の色絵磁器」の制作に取り組んでこられました。


今展では、華やかな金襴手を始め、優雅な色絵、赤絵、祥瑞、染付で
幅広い絵付け技法を駆使して制作された仙盞瓶、花生、茶陶、煎茶器などの
新作の数々を一堂に展観いたしております。

まずは、会場の雰囲気をご覧ください♪














今回は立礼卓の設えもあり、お道具の取り合わせも興味深いですね。
では、作品を見てまいりましょう!



左:白瓷 金彩 壽福文 仙盞瓶 
右:白瓷 白金彩 福壽文 仙盞瓶  


煎茶のお手前で使用される仙盞瓶は中国からの伝来の歴史があり、
伝来当時の中国では「清水(飲むことが出来るきれいな水)」は大変貴重で、
扱うことができるのも高貴な位の人に限られていたそうです。
大切な水を入れる容器は高価で品格があるものとして、
装飾的に美しく、格の高い作品へと発展してきたとのこと。



祥瑞 壽丸紋 皆具




緑竹絵 水指
白磁に描かれた竹の緑の鮮やかさが、すっきりした印象の作品。



赤絵 小文童子遊図 茶盌
童子が遊ぶ絵柄は、お茶をいただく時に ほっと和む可愛らしさが魅力です。
他にも、トランプの図や麒麟などの動物をモチーフにされた、斬新で楽しい意匠の茶盌も制作されています。




金襴手 遊蝶文 花生
活けられた花の周りを黄金の蝶の群れが
舞い踊っているかのような、華やかさ溢れる意匠の作品です。



茶器 各種



白瓷 陽刻霊芝文 水注
宋窯白瓷写 切子形水注

展覧会の際、毎回新しいことに何かひとつ取り組まれる先生。
前回は磁器以外に、土ものの作品に挑戦されていました。

今展では、あえて絵付けを施さない白瓷の作品に取り組まれています。
宋窯の白瓷を写された、オフホワイトの優しい白さの作品にご注目ください。




急須 各種




煎茶盌 各種
先生曰く、もともと中国で酒盃として使用されていたものが日本に伝わり、煎茶碗になったとのこと。
作品は、お客様の発想次第で楽しんで使っていただきたい、と先生はおっしゃいます。


今年、なんと御歳85歳になられる先生。
茶の道具でもっとも大切な「用の美」を意識し、
吟味された土や釉薬、形や意匠にこだわりながら制作をされています。
円熟味を増された気品溢れる作品の数々を、どうぞ会場でご覧くださいませ♪

今週も皆様のご来場をお待ち申し上げております。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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