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〜とき の うつろい〜 山田 えい子 ガラス工芸展&- FLY HIGH -次代を担う作家 陶展 【荒井 ゆきえ・本多 亜弥・南 絢子】始まりました!!

2019.04.24
こんにちは。<はんなり*ハンペン>です。
ゴールデンウィークまであと少し、仕事をクギリ良く終えるため皆様、まい進されていることと思います。
長い休日、ゴールデンウィークに花をそえる、素敵な美術展のご紹介です。
東画廊から♪♪♪

- FLY HIGH -次代を担う作家 陶展
荒井 ゆきえ・本多 亜弥・南 絢子


■4月24日(水) → 30日(火・休)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。

日本工芸会正会員として活躍され、ますます活躍が期待される、荒井 ゆきえ先生、本多 亜弥先生、南 絢子先生、3名による3回目の展覧会です。今展は、FLY HIGH(羽ばたく)をテーマにイメージを膨らませ、それぞれの個性を生かしながら、独自の技法で表現された花器、茶碗、香炉、酒器、うつわなど新作の数々をご紹介しております。

少しづつですが、お作品を紹介いたします。
荒井 ゆきえ先生から


■ほたる袋チョーク描文八角筥
身近な植物を、独自に開発された陶芸用の彩色チョークを使用し、詩情あふれる絵画的表現で誰もまねの出来ない世界観を創作される荒井先生、素朴な線描写にあたたかい青の色調が観るものの心を温かくしてくれます。


蓋の部分をアップにしてみました。チョークの線の感じがいいですよね。


■チョーク描壺「昇華」
今回のテーマ「FLY HIGH(羽ばたく)」に合わせ、飛ぶ、上に昇る、ことなどをイメージして作品制作されたのこと
描かれる草花は上を向き、太陽に向かい、その花を咲かせます。


花器 「蓮」

◇荒井 ゆきえ
1995年 京都精華大学美術学部陶芸コース卒業
2005年 日本伝統工芸展初入選

次は、本多 亜弥先生です。


■染付彫壺 花の王
作品の中央に牡丹が彫られています、どうです真紅の牡丹が脳裏に浮かびませんか?
本多先生は染付けと彫りの技法を同時に使用することで、独自の表現を獲得されています。
この染付けの色は、藍のいくつかの色合い、灰色、緑色をいれ、すべてで8色あるとのこと!


■染付彫四方鉢 青紅葉
こちらの作品も彫りと染付けにより青紅葉が表現されています。彫りの技術により青紅葉の陰影が美しく浮かび上がります。


作品の彫りの部分をアップに、彫りの繊細さがわかります。


■染付彫合子 花の王

◇本多 亜弥
2001年 愛知県立芸術大学陶磁専攻卒業
2002年 日本伝統工芸展初入選

そして最後に南 絢子先生です。


■皿 雪衾
雪衾(ゆきふすま)は雪が布団のように降り積もった情景。その間から松がのぞきます。
白い乳濁色と上絵の色、質感のコントラストが、唯一無二の耽美な世界観を作り上げています。



■茶碗 夏立つころ


茶碗の裏も見事な絵付けがなされています。


■酒器揃 はる野香
九谷焼の繊細、華やかさと先生の若々しさが共存する清々しい酒器です。

◇南 絢子
2007年 石川県立九谷焼技術研修所実習科造形専攻学科修了
2008年 日本伝統工芸展初入選

日常の生活にお使いただける皿、酒器、ぐい呑み、カップなど先生方の個性を生かした普段使いの器もたくさん展示しております。





いかがでしたでしょうか?
数日で改元を迎えますが、次世代の陶芸界を担う先生方の個性あふれる作品の数々を是非とも美術画廊でご堪能くださいませ。


そして次は西画廊です♪♪

〜とき の うつろい〜 山田 えい子 ガラス工芸展


■4月24日(水) → 30日(火・休)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。

山田先生は、訪れたフランスでエミール・ガレのガラス工芸に魅了され、その後日本で自然観察や日本の感性に溢れた精緻な作品に出会い、その作品の作家、サンドブラストガラス工芸の第一人者である竹内洪氏の門戸をたたかれました。その技術を踏襲しながら、独自の感性で自然の美を表現し、鮮やかな色彩を放つ作品を制作されています。



■アプリカッシオン 辻が花器
卵の厚みぐらいのガラスを何層にも重ね、その基体からサンドブラストの彫刻により生命観あふれる花々の文様が見事に咲き誇ります。

その工程は驚くほど手間がかけられています、透明のガラスの上に青、黄、緑、白、そして最後にオパールと何層にもガラスを重ね、それらの間にはガラス粒を入れ込み、出来上がったその多重層のガラスから、繊細なサンドブラスの彫りの技術により、奥から湧き出るような辻が花が現れのです。いちばん上には色鮮やかな花のガラスのアプリカッシオン(アップリケ)がほどこされます。
春が詰まった花器です。



■うねり~Surge~
イメージはタコだそうです。深海に生きているタコは、生命力が強く、古代からの生き物で、海の底をうねっているイメージだそうです。先生の作品は硬質なガラスながら、生命のあたたかみや、動き、色合いを感じますよね。
この左の口の部分は先生の作為で出来たものではなく、熱いガラスが流れる自然な動きを生かした作られたとのこと。
すごいですね!


■静かなる時
ガラスの作品であることを忘れてしまう、日本画のような静かで、朝もやのなか白鷺がたたずむ感動的なシーンが表現されています。
オパールの効果により、霧がかかっている朝もやのような雰囲気が観るものに安らぎを与えます。





中央の白鷺の部分をアップに!
如何でしょう?白鷺の羽の毛並みまで繊細に表現されていますね。




ペンダント、帯留めなどの装飾品からグラス、ティーセット、カップ、ランプまで様々なガラス作品をご紹介しております。




如何でしたでしょうか?
ガラス工芸品としての装飾性、技術、芸術性のすばらしさはもちろんですが、
今回のサブタイトルの“ときのうつろい”とあるように、
あふれ出す美しい花々の生命力から、力強いときのながれ、静かな白鷺がたたずむ風景から、止まったとき、と
作品を通じて、豊かな時間を感じれるのが印象的です。

是非とも、美術画廊で美しいサンドブラストのガラス作品の数々をご堪能ください。
今週も美術画廊でお待ちしております。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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