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春です、爽やかに始まりました!! - 刻の川 - 長谷川 雅也 展〈日本画〉&- 光り 綾なす -江里 朋子 截金作品展

2019.05.15
こんにちは、<はんなり*ハンペン>です。

新緑が心地よい、5月です♪
京都は薫る風もやさしく、陽射しも心地よく感じます。

日本画の長谷川 雅也 先生、截金の江里 朋子先生、京都にかかわりの深い、清々しいお二人の作家の個展が京都店6階美術画廊でスタートしました。

まずは東画廊の日本画の長谷川 雅也 先生の個展のご紹介です♪

- 刻の川 - 長谷川 雅也 展〈日本画〉


■5月15日(水) → 21日(火)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。

日本画の長谷川 雅也 先生の髙島屋初個展です。
長谷川先生は、京都造形芸術大学大学院に在学中から、日展を中心に個展やグループ展で発表を続け、2004年、2006年には日展特選受賞、その後二度にわたり審査員を務め、さらに今年2019年には京都府文化賞奨励賞受賞など、今、注目の日本画家なのです。
今展では、時間の流れの中で刻一刻と変わっていくすべてのものに心を馳せ、清々しさの中にも深い情感を含んだ独特の“青”が印象的な作品を中心に、花鳥画、風景画の大作から小品までを一堂にご紹介しております。

少しですがお作品をご紹介いたします。


■天の川 182×300cm
右下のわんちゃん、ボルゾイという犬種で、見てのとおり足が長く毛並みが豊かな、かっこいいワンちゃんなのです。
若かりし時の長谷川先生はこのボルゾイ犬が描きたくて、描きたくて…
しかし、当時見つけることが難しかったそう、そこで出来る限りの知り合いを介し、この飼い主様とワンちゃんに出会ったそうです。
この飼い主様は半世紀前にボルゾイ犬を飼われていた、伝説的な方で、このワンちゃんも含め、先生の画業に大きな影響を与えたそうです。
その飼い主様とワンちゃんが天の川で会うという感動的なシーンを描いた作品です。


■不動桜 60号P
福島の不動桜だそうです。
長谷川先生はこの桜を描くために何度も、この地に訪れ、日が暮れるまで写生に没頭されたそうです。寒い時期には凍傷になりかけたそう…
こだかい丘の上のお堂と桜がなんとも言えない魅力を伝えます。この画面のかすれた雰囲気は“洗い出し”という、彩色をほどこした後に濡れた布やサンドペーパーで削ることで出来るそうです。



■真夏の雫 -彦根りんごー 8号F
このりんごすすごいんです!
いくつかの日本のりんごの原種だそうで、貴重な果物。
無くならないように大事に育てられているそうです。クリーム色が印象的に描かれています。


■そよぐ 8号F


■風韻 10号P


■しずく SMS

いかがでしたでしょうか?
歴史ある晨鳥社に所属され、徹底した写生と独自の色使いにより動植物の「いのち」を繊細に描く作品の画面から、先生のやさしさがあふれ出ているように感じます。

是非とも美術画廊でご鑑賞いただき、長谷川雅也先生の日本画の魅力に触れてみてください。
つづきまして、こちらも爽やか、截金の江里 朋子先生の個展のご紹介です♪

- 光り 綾なす - 江里 朋子 截金作品展




■5月15日(水) → 21日(火)

■6階美術画廊※最終日は午後4時閉場。

截金の重要無形文化財保持者 故 江里佐代子先生のご長女、江里朋子先生の地元京都での初個展でございます!
今展では、古くから継承されてきた伝統ある技術を軸に、現代の生活空間に合う飾り筥、香合をはじめ、壁面装飾の額装作品など、繊細優美な截金の世界を体現する新作の数々を一堂にご紹介しております。

少しづつですが、お作品をご紹介いたします。



■截金 飾筥 月煌
 
截金(きりかね)は、主に仏像や仏画の加飾荘厳として用いられてきた精緻な技法で、5~6枚の金箔やプラチナ箔を焼き合わせ、厚みを持たせたものを鹿皮の盤上で竹刀を用い、三角、四角、線状に切り、それを執り筆の端に巻きつけ、接着剤を含ませた截金筆で導くようにして施し、様々な文様を描き出す技法なのです。 


■截金 透漆 喰籠
江里先生の截金は流れるような難しい曲線状の細工が魅力と言えます。


■截金 短冊箱 Yin Yang
この作品の白い部分は水晶末という岩絵の具で色彩しています。荒い目の岩絵の具を使用することで、下層部の色が透けて見え、奥行きのある截金表現が可能となります。また、目が粗い岩絵の具の上に截金することで、より金の光が乱反射する効果があるそうです。

この部分を拡大してみると…


白色部分の下地の黒が透けて見えているのがわかります。


■截金 飾筥 早春賦


■截金 額装 耀綾


香合や小筥もご紹介しております。

いかがでしたでしょうか?
江里先生の作品に込められた世界観、繊細な線、金銀に加え、可憐な色々がつむぎ出す美しすぎる文様の数々に身も心も奪われること間違いなしです。
是非とも美術画廊でご鑑賞ください。心よりお待ちしております。

今週も皆様のご来場をお待ち申し上げております。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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