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松田重仁展 浮遊する水・和<彫刻> & 三世 澤村陶哉 作陶展

2019.07.03
皆様こんにちは♪ にこ☆ぷちデラックスです。
近畿地方もやっと梅雨入りし、蒸し暑い毎日が続いております。
こんな時こそ気持ちだけでも爽やかに涼やかに過ごしたいですね(汗)。
今週の美術画廊は、「浮遊する水」をテーマに制作を続けておられる松田先生と、
京焼きの伝統を受け継ぎながら日々新たなものに挑戦し、
多彩な作品を制作されている澤村先生の作品展を開催しております。
涼しい店内で、ゆっくり美術作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか♪

では、それぞれの催しをご紹介してまいりたいと思います。

松田重仁展

浮遊する水・和<彫刻>

■会期:2019年7月3日(水)→7月9日(火)※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術東画廊

松田重仁先生は1959年に山形県に生まれ、
多摩美術大学大学院彫刻専攻を修了後、個展を中心に作品を発表されています。

会場風景






ニョキッと芽吹いた、かわいらしい植物が作品の特徴です。
作品の本体と花の部分の素材は木材(クスノキやカツラ、ケヤキなど)で成型、
真鍮の金属で芽の茎の部分つくられています。
それらはクネクネと自由に伸びて、
「重力からの開放」と同時に「とどまることなく常に変化し移り変わる」ことを意味した、「浮遊する水」を表現されています。




「浮遊する水・花」
正面は白い絵の具でアクリル彩色を施されていますが、
背面(裏面)の蛍光色で彩色された赤い色にハッとします。↓側面から覗いてみました。




「地球の芽Ⅱ」
新芽はどこに向かって伸びてゆくのでしょう・・・。




「生命の風Ⅱ」



「木漏れ日」(衝立付き)
ライトで照らされて出来る枝や葉の影が印象的です。



「地球の実Ⅱ」



「千成の芽Ⅱ(金)」
「千成の芽Ⅱ(ブロンズ色)」

植物をモチーフとされている作品ですので
お部屋のインテリアとしてもほっこり和みます。
気軽に楽しんでいただける彫刻作品です。

続きまして西画廊をご紹介いたします。

三世 澤村陶哉 作陶展

■会期:2019年7月3日(水)→7月9日(火)※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術西画廊









1951年に京都清水に生まれ、1995年に三世 陶哉を襲名された澤村先生。
京焼の伝統を受け継ぎ、色絵や染付、彩色、金銀彩など多彩な表現で作品を制作されています。
日々新たなものへと研鑽を重ねてこられ、今展ではなんと!
ひとつの作品を登り窯、穴窯の両方に入れて焼成し、
それぞれの窯の面白さや特徴を活かした新しい作品を制作されました。



「油滴天目鉢」
先生は2004年に臥龍窯として、滋賀県の日野町に登り窯と穴窯を築窯され、
京都清水にも自宅兼工房で制作を行っておられます。

こちらは登り窯だけで焼成された作品。油滴の柄が満天の星空のようにはっきりと美しく出ています。




「赤間天目灰被り鉢」
赤間は山口県の硯の産地で有名だそうで、
硯を削った時に出た粉を釉薬にされています。
鉄分が多いので、黒っぽい艶やかな仕上がりです。
登り窯で焼成後、穴窯で焼成された作品で、二度の焼成により釉薬の流れが美しく出ています。




「黄瀬戸花入」
こちらは穴窯で焼成後、登り窯で焼成された作品。
穴窯で灰がよくかかった後、溶けきらない状態を登り窯で焼成すると趣のある釉薬の流れが出るのだとか。





「灰被り水指」
備前の土を使用され、穴窯で焼成された作品。焼成温度の一番低いところに置いて、
じっくり焼成されています。



「白瓷胴紐香炉」
灰がかからないように、鞘に入れて登り窯で焼成されています。
少し青みがかった色が涼やかな印象の作品です。



「彩色月に芒之図茶盌」
金彩や銀彩の上絵は、京都の工房で施され、電気窯で焼付けられます。
丁寧に描かれる絵付けは雅な雰囲気を醸しています。




「灰被り茄子形酒器」
賀茂茄子をモチーフにされた酒器。
この酒器で晩酌すると、
楽しいお酒の席になりそうですね。


「酒器いろいろ」


まだまだご紹介出来ていない、素晴らしい作品がたくさんございますので、
ぜひ、画廊で存分にご覧下さい♪

今週も皆様のお越しをお待ち申し上げております。


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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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