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森里 龍生 染付展~繚乱 花とともに~ & ━彫刻刀で描く紅彫画━ 森田 洋子展

2019.08.21
皆様こんにちは。にこ☆ぷちデラックスです。
暑さ厳しい8月も後半に突入しました。学生の皆様は夏休みの宿題はもう済みましたか?
暑くてやる気が出ない時は、息抜きに涼しい百貨店で美術鑑賞などいかがですか♪

ただいま開催しております美術画廊の催しのキーワードは
「彫る」・・・です!

では、東画廊からご紹介してまいります♪

森里 龍生 染付展

~繚乱 花とともに~

■会期:2019年8月21日(水)→27日(火) ※最終日は午後4時閉場

■会場:6階 美術東画廊

美術工芸サロンでの個展開催で回を重ねられてきた森里先生。
今回美術画廊で、満を持しての初個展開催です!









森里先生の作品は、文様の輪郭を浮き立たせる
「毛彫り技法」を駆使した染付け作品が特徴です!
走泥社同人であった 陶芸家 森里忠男氏を父に持ち、
京都府立陶工訓練校の専攻科を修了後、
日展会員であった、故・加藤 巌先生に師事され、染付磁器を習得されました。

今回の作品は、モチーフの花がより艶っぽく色香ある雰囲気になるように表現したいとの想いから、描いた花が立体的に見えるように線の周りを肉付けし、呉須で彩色する際にボカシで濃淡をつけて、活力溢れる表情になるように工夫されています。

筆で線を描くよりも、針で描くほうが得意とおっしゃる先生。
線描きに使用されている針は専用の道具もあるそうですが、細さにこだわり(先生は普通の洋裁などに使う針だとおっしゃいますが)針に持ち手をつけて使い勝手の良いように、道具をご自作されているそうです。

では作品をいくつかご覧ください。


青碧睡蓮香炉



染付胡蝶蘭華器



染付孔雀仙人掌華器

作品をズームアップすると、立体感がよくわかります。↓




灰吹薔薇華器



灰吹椿茶盌



茶器各種

大きくあしらった花の、見る人を魅了する潔いデザインに、
先生の今展に対する意気込みを強く感じました。

続きまして西画廊では・・・

━彫刻刀で描く紅彫画━

森田洋子展

■会期:2019年8月21日(水)→27日(火) ※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術西画廊





森田先生が独自に編み出された技法、
「紅彫画(べにぼりえ)」。

紅彫画とは・・・もとは板に紅い下地を塗ったモノクロの画面に、彫刻刀で線を掘り込んで描いた作品につけられた作画技法が由来で、制作を続けていくうちに、次第に何層もの絵具(主にアクリル絵具)を重ねるようになり(今では10色あまり!)彫による深さで必要な色を蘇らせるという技法を編み出されました。

下地に一番時間をかける、とおっしゃる先生。
更に画面の上に箔や日本画の画材である岩絵の具を施されることもあり、
非常に時間と労力の必要な作品です。

今展は、先生ご自身が生まれ育った「京都」をテーマに、情緒溢れる風景を描かれた作品を展観いたします。
作品をいくつかご紹介いたします。



京の川 30号

水面をアップにすると、彫刻刀で彫られてあるのがよくわかります!





祇園 宵 30号




京の路地 8号



辰巳神社界隈 12号

今回取材をするにあたり
観光地という場所柄、観光客のいない早朝や夜に現地を訪れスケッチを重ねられたそうです。
風情のある街の佇まいから改めて京都の良さを感じた、とおっしゃる先生。
力強く彫られた線で描かれた作品からは、
今までイメージしてきた京都とはまた違った魅力を発見できるかも知れません。


今週も皆様のお越しをお待ちしております♪~♪


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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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