TAKASHIMAYA BLOG京都タカシマヤ

西村圭功 漆芸展 & 陶 德澤光則展 始まりました

2019.11.13
皆様こんにちは。にこ☆ぷちデラックスです。
近頃朝晩が冷え込むようになりましたね。
これからいよいよ紅葉の季節、京都の風情を満喫された後に
美術鑑賞はいかがですか♪
美術画廊は今週も見応えある催しで 皆様をお待ちしています。

西村圭功 漆芸展

ー対話するかたちー

■会期:2019年11月13日(水)→11月19日(火) ※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術東画廊


会場風景です。




西村圭功(けいこう)先生は1966年、二代 西村圭功氏の長男として生まれ、
京都市立銅駝美術工芸高等学校漆芸科で学ばれました。
卒業後、漆芸作家 鈴木雅也氏に弟子入りされた先生は
上塗りだけではなく塗りの全工程を習得し、1994年に独立。
2008年に三代 西村圭功を襲名されました。

「撓め(たわめ)の技法による作品の発表を通して、
漆芸分野の伝統を踏襲しながらも新たな可能性に挑戦されています。

今展では、”対話するかたち”をテーマに、木と漆の力よって生み出される曲線美と、
塗りと研ぎの繰り返しによって極められた漆の深みを併せもつ新作の数々をご覧ください。

では、作品を一部ご紹介いたします。


■掛け花入れ
■掛け花入れ用 バックパネル



■tawame 1
「撓め技法」とは、ロクロで成形した、紙のように薄い木地を紐でたわめ、
漆を吸わせて固めることによって元に戻ろうとする「木」の力と、
とどまろうとする「漆」の力の双方の働きで
独自の曲線美が生まれ有機的な形で表現された作品が出来上がるのが特徴です。



■tawame 6
■六角花器 鉄肌塗




■撓めボウル 木地見せ



■甲盛茶器(大)
■甲盛茶器(小)



■一閑塗月形折敷
■撓め盃 黒塗(大)
■片口 朱



■食器いろいろ

漆の美しさが堪能できる、見応えある催です。


続きまして西画廊では

陶 德澤光則展

■会期:2019年11月13日(水)→11月19日(火) ※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術西画廊












德澤先生は唐津焼の技法による作品を、須恵の地(福岡)で制作されています。
德澤守俊氏の長男として1975年に生まれ、龍谷大学文学部を卒業後、京都府立陶工高等技術専門校成形科で学び、
父・守俊氏のもとで陶芸の修業に入られました。
2002年には京都市工業試験場陶磁器コースを修了され、
日本伝統工芸展や公募展、個展などを中心に作品を発表、全国各地で活躍をされています。
では、作品を一部ご紹介いたします。


■須恵唐津花器
子のかたちイメージされた造形美溢れる作品。
須恵唐津の作品は、釉薬を施していない焼き締めの作品です。
窯の中に作品を配置する場所を工夫して、
様々な表情を魅せる窯変にこだわって制作されています。
窯入れは作品を制作される工程で一番時間をかけておられる部分だそうです。



■斑唐津花器



■黒唐津水指
斬新なデザインが目を引く作品です!

先生は土、釉薬、焼成、デザイン、全てにおいてバランスの取れた作品を目指して、
古唐津のコピーではなく現代の唐津を意識し、個性豊かな表現を追求されています。




■朝鮮唐津一重口水指



■青唐津茶碗
焼成後の窯に出来た、薪に使用していた松の灰を釉薬にして制作された作品です。
実は、ワタクシが一番気になる作品で、とても素敵な奥行きのある青い色に魅かれます。
釉薬をきちんと調合して制作される青磁のブルーと違い、
焼成する度に違う趣のブルーになるそうです。


■唐津黒赤茶碗


黒い釉薬を掛けてから赤い釉薬を掛けることで
下地の黒が透けて落ち着いた赤に仕上がるそうです。


■振出各種



左から
■斑唐津皮鯨ぐい呑
■朝鮮唐津ぐい呑
■朝鮮唐津二彩徳利
■斑唐津ぐい呑

唐津焼の新たな世界観を展開された新作を、ぜひ会場でご覧ください。

今週も皆様のお越しをお待ちしております♪♪


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
高島屋美術部 ブログ&スケジュールはこちらから!
http://www.takashimaya.co.jp/art/index.html
タカシマヤ オンラインストア 美術コレクションはこちらから
http://www.takashimaya.co.jp/shopping/sportshobby/0800001050
ページトップへ