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色絵磁器 渡辺国夫展 、 - 陶 - 潮 桂子 & - 水墨 - 平川 功展

2019.12.11
皆様こんにちは。4月うさぎです。
先週末は急な冷え込みで、改めて年の瀬が近づいたのを実感しました。これからクリスマスやお正月の準備でにぎやかな季節です。今週の美術画廊にはそうした集まりの折に華やぎを添える作品が揃いました。まずは東画廊からご紹介します。

色絵磁器 渡辺 国夫展
■12月11日(水) → 17日(火)
■6階美術東画廊 ※最終日は午後4時閉場

1967年山梨県富士吉田市に生まれた先生は、1996年東京藝術大学大学院陶芸専攻修了後、愛知県瀬戸市で作陶を始め、2006年には山梨県山中湖村に工房を設立し、作陶活動に取り組み、全国各地で個展を開催するなど、活躍されています。2回目となる今展では、「いろどり(彩り)」をテーマに、シャープな文様やそのバリエーションによって生み出される色鮮やかな作品のほか、落ち着いた印象の「モノトーン」の作品も加え、表現の幅を広げています。日常生活に華やかな、凛とした空間を演出する、新しい色絵磁器の数々を展観いたします。

あれこれ説明するよりも、目も綾な作品をどうぞご覧ください。作りこんだ造形、これほどの色数を組み合わせながらもこっくりした配色、切れの良いすっきりした幾何学柄の構成・・・全てが絶妙なバランスで調和しています。

■色絵銀彩幾何文器


■色絵銀彩青晶文鉢


■色絵蓋物


■色絵金銀彩丸文蓋付飾壷
今回の個展で新たに加えられたモノトーン作品の一つです。金銀彩のアクセントが効いています。


■色絵香炉


■色絵金銀彩幾何文器


■色絵金銀彩蓋付飾壷
魔法のようにさまざまな色と柄を繰り出してこられる先生ですが、制作の際はマスキングテープで何箇所も囲いながら、色の数だけ回を重ねて焼成されているそうです。


■色絵酒杯
カラフルでスマートな先生の世界を、掌中で楽しめる身近な器もいろいろございます。

続きましては西画廊のご紹介です。

-陶- 潮 桂子(うしお けいこ) -水墨- 平川 功(ひらかわ こう) 展
■12月11日(水) → 17日(火)
■6階美術西画廊 ※最終日は午後4時閉場

柔らかな表情を魅せる釉裏紅(ゆうりこう)の技法で作品を制作される潮桂子先生と水墨の静謐な濃淡の作品で様々な自然の空気感を表現される平川功先生の二人展です。 潮先生は、京都市伝統産業技術者研修陶磁器コース専修科等を修了され、陶磁器の様々な技法を学ばれました。 平川先生は、愛知県立芸術大学大学院油画専攻を修了後、画家 岸野忠孝氏に師事され、水墨画を学ばれました。異なる分野ではあるものの、 今展では『余白への想い』をテーマに、お互いの作品の調和を目指しながら、新作を展観いたします。



薄いベールのかかったような潮先生の釉裏紅、天地のうるおいを感じさせる平川先生の墨色、どちらもふうわりとした優しい作風で良い取り合わせです。

平川先生の作品から何点かご紹介します。

■山貌


■湖面(掛軸)


■干支絵~独楽遊び
思わず笑みのこぼれそうな作品です。新年が待ち遠しくなりますね。

続いて潮先生の作品を。こちらも干支の作品が数々ございます。

■(左)釉裏紅 白象 子(ね)香炉 ■(右)釉裏紅 白子象 子(ね)香炉


■釉裏紅 菊唐草文 花器


■釉裏紅 宝尽くし 菓子鉢
潮先生の釉裏紅は、銅や上にかける釉薬の調合や焼成方法を工夫されることで、この作品のようにふわっと霞んだ仕上がりになったり、上絵付けとまごうくっきりした仕上がりになったりと、バリエーションに富んでいます。

両先生とも干支、雪、梅と季節のモチーフの小品も揃えていらっしゃいます。年末年始のおもてなしにいかがでしょう。


いかがでしたか。美術画廊では今週も皆様のお越しをお待ちしております。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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