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晄々展~うららか~ & 守破離展Ⅱ<工芸>

2020.02.19
皆様こんにちは。にこ☆ぷちデラックスです。
三寒四温の季節で朝晩の寒い日が続いていますね。
家ではコタツから離れがたい私ですが
出勤の道すがらに白梅の花が満開なのを見て
春が近づいているのをしみじみと感じました。

今週の画廊催は、個性的な作品が楽しい工芸のグループ展を二会場で開催しております。
まずは東画廊からご紹介いたします♪

晄々(こうこう)展 ~うららか~

■会期:2020年2月19日(水)→2月25日(火)※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術東画廊

2015年から3年間にわたり、当画廊におきまして
京都市立芸術大学で叶松谷先生に学ばれた若手作家の先生たちによる
「イメージの源流」グループ展を開催いたしました。
今展は、その後も引き続き意欲的に制作活動をされている、4名の先生方のグループ展です。

2回目となる今回、~うららか~という春を連想させるサブタイトルをテーマに
独自の感性と作風で表現された作品の数々を一堂に展観しております。
では「今展での想い」の先生方のコメントと共に、作品を一部ご紹介してまいります♪



■市野ちさと
1986年 兵庫県生まれ
現在:兵庫県にて作陶

「2月は雪が降ったり、氷が張ったり、まだまだ寒い日が続く季節。
だけどあらゆるいきものたちが暖かい陽が射すのを待って胎動し、息づいています。
小さく小さく動き出している”春”を内包するこの季節をイメージしながら制作しました。」


<釉彩香炉-発->


■大上伊代
1987年 丹波立杭生まれ
現在:兵庫県にて作陶

「うららかに春を寿ぐ瑞獣たちをイメージしました。
早春という季節が有する華やぐ期待感や
希望の煌きを瑞獣たちの表情から感じていただけると幸いです。」


<騎獅童子>


■西村真琴
1989年 京都市生まれ
現在:京都市にて作陶

「手ひねり技法をメインに日々作陶しております。
春。新芽が萌え、いのちが芽ぐむうららかな季節。
いのちのはじまりのかたち、蕾、種子をイメージしながら制作しました。」


<わかくさ 実>


■野田 綾
1984年 伊豆諸島新島生まれ
現在:京都市にて作陶

「今回の展示では、うららかな陽ざしがもたらす事象や、
新年の慶びをテーマにつくりました。
新しいいのちの芽吹きであったり、
冬がとけ、暖かな春の兆しから来る幸福な微睡みから発想しました。
今回は絵付けから発展させ、サンドブラストの技法を用いて描いた硝子の器も展示しています。
新たに迎えたよき新年度、皆様のおめでたい春を彩ることができれば
幸いです。」


<清水の音>



先生方のコラボ作品も見所です。
今年、年女の野田先生。
不思議の国のアリスに登場する”眠りネズミ”をモチーフにしたティーポットを制作。
(このネズミ、いつも眠そうにしていて帽子屋たちにティーポットに詰め込まれてしまうそうです。)
西村先生制作のカラフルな春卓の上に♪


上の作品・野田 綾<微睡みのお茶会~春眠~>
下の作品・西村真琴<微睡のお茶会~春卓>

「晄々(こうこう)」とは、あらゆる方向から光輝く、の意味とのこと。
異なる表現や作風を生かしながらお互いに調和する展開を目指し、
今しか出来ない表現に挑戦されています。
それぞれの先生方の想いのこもった、春の兆しを感じる新作の数々をぜひ会場でご覧ください!

続きまして、西画廊では・・・


守破離(しゅはり)展Ⅱ

■会期:2020年2月19日(水)→25日(火) ※最終日は午後4時閉場
■会場:6階 美術西画廊

次代のアートシーンにおいて活躍が期待される7名の作家たちが、
今一度「茶の湯」というものを振り返り、世阿弥や千利休が説いた「守破離」のテーマに沿って、
陶・ガラス・書の各分野で
現代の美術の立場から見た「茶の湯」とは・・・
「茶の湯」の立場から見た現代の美術とは・・・
という想いを、それぞれの立ち位置の視点でアプローチされた造形作品を
一堂に展観しております。

会場は様々な趣向の、斬新な作品が所狭しと並びます。









では、それぞれの先生方の作品を一部ご紹介いたします♪


<陶>

■小川宣之

前列:「avaritia」   「ira」     「superbia」
後列:「gula」「luxuria」「pigritia」



■鬼丸碧山

「高取菱形水指」



■かのう たかお

象(かたち)ー茶盌として


■川尻 潤

「三つ足花ちらし変り火入れ」


■清水 剛

「丹波壷」


<ガラス>
■奥島圭二

「麗彩重匣」


<書>
■寺本小鳳

「天地-universe-」(軸・表装/光珠堂)




「守破離」とは・・・
・・・ひたすら教えを守り、学ぶ。
・・・教えの言葉から抜け出し、自分で工夫し、型を破る。
・・・型に一切とらわれず、自分の境地を追及する。
という、日本の武道や茶道における修行の三つの道筋を表し、
示したものだそうです。

このテーマを独創的に表現された、
7名先生方の個性溢れる作品を、ぜひ会場でご覧ください。


今週も皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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