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平面と立体-共鳴するノスタルジア

2020.10.14
皆さまこんにちは、4月うさぎです。
今週の画廊は、芸術の秋を堪能できるスタイリッシュな展示です。

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平面と立体
 -共鳴するノスタルジア

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■10月14日(水) → 20日(火)

■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます

[出品作家]
〈平面〉児玉 靖枝  東島 毅  松本 陽子  横溝 美由紀  吉川 民仁  王 舒野
〈立体〉青木 千絵  秋山 陽  池田 巖  川瀬 忍  深見 陶治  藤笠 砂都子  留守 玲
(敬称略、五十音順)

今展では、抽象表現を中心とした平面作品と、工芸や素材表現による立体作品を、同一空間に置いてそれぞれ対に展示しています。
日本の美術は、襖や屏風、掛け軸と組み合わせる花、器など、室内装飾や実用品として暮らしの中で生まれ、新たな価値観を生み出してきました。そこには文芸や茶の湯をはじめとした日本文化に根付く「見立ての精神」が美意識として表れています。当画廊の「見立て」から個々の作品だけでは見えない、新たな美の空間をお楽しみください。それではさっそく会場をご案内しましょう。





深見 陶治 (ふかみ すえはる)
■1-1「風の景」 磁土・青磁釉
京都で制作を続けておられる深見先生は、日本の現代陶芸を世界に知らしめた先駆的な作家です。刀のような日本的な美を感じさせる光沢を放つ青白磁。会場中央に置かれた作品からは、ぴんと張り詰めた緊張感が醸し出されています。


<平面>横溝 美由紀(よこみぞ みゆき) 
<立体>留守 玲(るす あき)

■横溝 美由紀 左から
8-7「veil.F010.073.2020」
8-4「line.F010.267.2020」
8-2「line.F010.266.2020」
8-5「line.F010.268.2020」 いずれも油彩・キャンバス
■留守 玲 7-4 「ドライ・グリッター」 鉄
下は留守先生の作品の拡大画像。冬枯れの樹木のような、または幾星霜を経た自然石のような、豊かな趣きと深遠な表情を湛えています。




<平面>児玉 靖枝(こだま やすえ)
<立体>川瀬 忍(かわせ しのぶ)
見ているうちに、心が静かに休まってくるのを感じる瞑想的な空間となっています。


■児玉 靖枝 2-2「深韻―水の系譜(霧雨 )十七」 油彩・キャンバス
身近な自然、雑木林や水際の移ろいの中で、ふと感じる非日常的な陰影や光景を絵画で表現されています。


■川瀬 忍 3-2「青磁輪花大鉢」 磁器
川瀬先生は「現代の青磁」を目指して、生き物や植物など自然界から刺激を受けた独自の造形を追求されています。この作品は蓮の葉からイメージした形とのこと。



<平面>東島 毅(ひがしじま つよし)
<立体>秋山 陽(あきやま よう)


■東島 毅 4-5「Untitled(夏の冬―Xc)」 ガラス・顔料・アクリル・キャンバス


■秋山 陽 5-1「無題 MV-205 」 陶
黒陶を用いたり、本焼き焼成後に鉄粉を施したりして、黒褐色の彫刻的な造形作品を制作されています。土、大地、地球の原初的なエネルギーがみなぎる作品です。



<平面>吉川 民仁(よしかわ たみひと)
<立体>藤笠 砂都子(ふじかさ さとこ)
まばゆい「白」の光と吹き渡る風に包まれる思いがする空間です。


■吉川 民仁 10-3「秋暁」 油彩・キャンバス


■藤笠 砂都子 11-1「天翔ける」 陶土
風が膨らみ舞い上がるような、自然界の生き生きとした動きをとらえた彫刻的な作品で、国際的にも注目度の高い作家です。手捻りによる紐作りで積み上げ、表面には化粧土を施してあります。


いかがでしたか。紹介しきれなかった作品がまだ多々ございます。今は画廊へお越しいただくのが叶わない方も、興味ある作品がございましたら、どうぞお気軽に「京都タカシマヤ6階美術画廊」へお問い合わせくださいませ。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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