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萩 次世代の陶 II

2020.12.02
皆さまこんにちは、4月うさぎです。
この一年はいろいろあり過ぎて、長かったのか短かったのかよくわかりませんが、とうとう最後の月に入りました。師走最初の画廊催では、萩焼の次世代を担う先生がた五人の研鑽と熱意の賜物をお楽しみください。

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萩 次世代の陶 II
-岡田 泰・田原 崇雄・坂倉 正紘・新庄 紹弘・坂 悠太-
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■12月2日(水) → 8日(火)
■6階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます。

開窯以来400年以上の長い歴史と伝統を誇る萩焼。現在、美術の世界が時代とともに大きく変化している中で、萩焼、高島屋美術部ともに、今までの歴史を振り返り、新たに次代に向かって踏み出すという想いを込めたグループ展を開催いたします。2回目となる今展では、連綿と受け継がれた伝統と技術を背景に、次世代を担い名門の後継者となられる5名の先生方による創意魅力溢れる挑戦された新作の数々を一堂に展観いたします。


岡田 泰(おかだ やすし)
1976年 晴雲窯 八代 岡田 裕の長男として、山口県萩市に生まれる

■岡田 泰 No.2「淡青釉壺」
「淡青釉」は岡田先生のオリジナル。白と淡いブルーの二重がけで、日本海の透明感を表現されているとのこと。画像ではわかりにくいですが、心に爽やかな風が吹き込んでくるような、微妙な色調の変化が魅力です。


■岡田 泰 No.50「白萩釉かいらぎ鉢」


■岡田 泰 左から
No.36「白釉窯変振出」、No.35「淡青釉振出」、No.37「白釉窯変振出」



田原 崇雄(たはら たかお)
1982年 十三代 陶兵衛の長男として、山口県長門市に生まれる

■田原 崇雄 No.3「流白釉鉢」
少し緑がかった落ち着いた色調の「流白釉」は、田原先生が古い陶片などの研究から、釉薬の調合を工夫し、編み出されました。萩焼といえば枇杷色の印象が強いですが、先生のお話では、江戸時代以前は様々な色調の焼きものが作られていたそうです。


■田原 崇雄 No.6「萩茶碗」


■田原 崇雄 No.19「釉彩四方水指」



坂倉 正紘(さかくら まさひろ)
1983年 十五代 新兵衛の長男として、山口県長門市に生まれる

■坂倉 正紘 No.1「萩茶盌 大道粉引」


■坂倉 正紘 No.27「萩茶盌 大道粉引」


■坂倉 正紘 No.3「horn」
坂倉先生は「土の素材感」を大切にされているとのこと。思わず触ってみたくなるお茶盌にもそれが感じられますが、現代的な彫刻作品からは、土そのもののエネルギーが伝わってくるようです。



新庄 紹弘(しんじょう あきひろ)
1985年 助右衛門窯 十四代 貞嗣の長男として、山口県長門市に生まれる

■新庄 紹弘 No.7「白釉花入」
シンプルでおおらかな作風の新庄先生。白釉と土との反応で発色した青が美しい作品です。


■新庄 紹弘 No.32「板皿(5枚組)」


■新庄 紹弘 No.6「灰被花入」



坂 悠太(さか ゆうた)
1988年 坂 純子(十三世 髙麗左衛門)の長男として、山口県美袮市に生まれる

■坂 悠太 No.1「赤土茶碗」


■坂 悠太 No.16「角花入」
坂先生は枇杷釉を使いこなす伝統を継承されつつも、シャープなラインの花入など、造形にも工夫を凝らしていらっしゃいます。


■坂 悠太 No.15「水指」





会場の床の間には、先生がたの心意気を映すように、田原先生がお家から持参された荒川豊藏先生のお軸「陶心」が掛けられています。前に飾られているのは、坂先生の「丑香合」(No.51)です。



いかがでしたか。ここではご紹介しきれなかった作品がまだ多々ございます。今は画廊へお越しいただくのが叶わない方も、興味ある作品がございましたら、どうぞお気軽に「京都タカシマヤ6階美術画廊」へお問い合わせくださいませ。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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