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女性作家4人展〈彫刻〉 & 十二代 長岡 住右衛門空郷 茶陶展

2021.05.26
皆さまこんにちは、4月うさぎです。
例年より早い入梅で雨もよいの日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。今週も画廊催から、美術部員のおすすめ作品をご紹介します。湿りがちな心を晴らすよすがになれば幸いです。それでは東画廊から。

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-Cute Sculpture-女性作家4人展〈彫刻〉
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■5月26日(水) → 6月1日(火)
※ただし5月29日(土)と30日(日)は休業させていただきます
※最終日は午後4時閉場
■6階美術東画廊
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます

注目を集めている4人の女性彫刻家による「可愛らしい」をテーマにしたグループ展です。テラコッタ、石粉粘土、水性樹脂などの様々な素材による個性豊かな作品を一堂に集めて展観いたします。

[出品作家]
いしばし めぐみ エサシ トモコ 高橋 野枝 吉川 かおり
(敬称略・五十音順)


■No.12 いしばしめぐみ「行き交う倣貝」
心の赴くままに生み出された、天真爛漫で色鮮やかな生きものたち。先生が幼少の頃から親しんだ童話・昔話・伝説に影響を受けておられるそうです。


■No.80 吉川 かおり「水の底」
雨のしずくを集めたような半玉は、パート・ド・ヴェール(粉ガラスを型に詰めて焼成する技法)で作られています。見るからにひんやりとした感触が伝わり、心をクールダウンさせてくれます。


■No.27 エサシトモコ「福入だるま猫(大)」
テラコッタの猫「カオデカくん」シリーズでお馴染みのエサシ先生。だるまさんに扮して「疫病退散」を祈願しています。右半身には「大願成就」の祈りが文字入れされています。


■No.63 高橋 野枝「Green Rust」
桐粉、樹脂、モヘア、衣類などから作り出された「架空動物」。パンデミックや環境問題など、悩み多き今の世の中を、私たちにそっと寄り添ってくれそうな感じです。



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襲名記念 出雲焼楽山窯
十二代 長岡 住右衛門空郷 茶陶展
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■5月26日(水) → 6月1日(火)
※ただし5月29日(土)と30日(日)は休業させていただきます
※最終日は午後4時閉場
■6階美術西画廊
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます

 長岡 空郷 (ながおか くうきょう) 先生は、1955年島根県松江市に生まれ、備前での修業後、父・楽山窯11代 長岡住右衛門先生に師事し、2003年には「空郷」と号して活躍され、2019年に楽山窯12代 長岡住右衛門(すみえもん)を襲名されました。襲名記念となる今展では、独特の発展をしつづけた雅趣魅力溢れる出雲焼を継承した茶垸(ちゃわん)、水指、花入など、独自の感性も取り入れた表情豊かな新作の数々を一堂に展観いたします。

楽山窯は、大名茶人として有名な松平不昧(まつだいら ふまい)公が再興させた、松江藩の御用窯です。先生のお話では「萩の流れをくむ焼きものとしては、日本で一番東に位置します」とのこと。


■No.66「出雲焼 黄イラホ茶垸」
イラホは朝鮮半島で作られた高麗茶垸の一種。小砂混じりの景色と、黄土を掛けた鮮やかな発色が目をひきます。



■No.68「出雲焼 数印菓子器」
※下の画像は「数印の一部拡大」と「制作で使われた印」


■No.45「出雲焼 瓔珞文水指」 ※塗蓋は展示会用の仮蓋です



■No.39「出雲焼 色絵三島俵茶垸」 ※下は斜め右からの画像
京都との縁も深い出雲焼では、萩の土味を活かしながらも、はんなりした絵付を施した雅なお茶道具も多数作られてきました。掌にすっぽりと収まる俵型への絵付に、当代ならではのセンスを感じるお茶垸です。



■No.54「出雲焼 不昧公歌入掛花入」
※下は長岡家に伝わる不昧公直筆の指図書(軸装・会場展示中)
本歌は不昧公手造りによる掛花入(美保神社に奉納)で、参勤交代の道中、お駕籠に掛けられたと伝わっています。旅枕と呼ばれる小ぶりの可愛い花生で、公自詠の歌が三段に釘彫りされています。「よい旅や 虫を聞きつつ月を見つ 花の江戸までお詠みなされ」。旅行もままならない昨今ですが、作品にまつわる優雅な物語に思いを馳せて、バーチャルトリップなどいかがでしょうか。



なお最後になりますが、今週の「工芸サロン」では
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「坂本 奈穂 陶展」
■5月26日(水) → 6月1日(火)
※ただし5月29日(土)と30日(日)は休業
最終日は午後4時閉場

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を開催中です。




いかがでしたか。いずれの催にも紹介しきれなかった作品が多々ございます。興味ある作品がございましたら、どうぞお気軽に「京都タカシマヤ6階美術画廊」へお問い合わせくださいませ。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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