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-八重山の自然- 志村 正 展〈日本画〉 & 鎌倉其中窯 河村 喜史 作陶展

2021.06.30
皆さまこんにちは。4月うさぎです。
今週も画廊催から、美術部員のおすすめ作品をご紹介しましょう。それでは東画廊から。


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-八重山の自然- 志村 正 展〈日本画〉
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■6月30日(水) → 7月6日(火)
■6階美術東画廊 ※最終日は午後4時閉場
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます。

志村正(しむら ただし)先生は、1949年京都市に生まれ、京都市立芸術大学卒業後も、高台寺圓徳院襖絵を制作されるなど、京都を中心に活動しておられます。「八重山の自然」と題された今展では、20年来魅了され取材されたという八重山諸島のゆるやかな空気と自然を、優美な色彩で描かれました。100号になるおおらかな南国風景から、サムホールの京都を題材とした風景や四季の花など珠玉の小品も加えた20余点を展観いたします。



一歩会場に入ると、南国の世界に踏み込んだ心地がします。八重山の陽光と潮騒に包まれて、生い茂る自然のエネルギーを感じてください。


■No.5「海風」 50号M



■No.2「夜想花」 100号F ※下は部分拡大
夏の夜に咲く幻想的な八重山諸島の「サガリバナ」。マングローブの近くなど湿地帯に多く、一夜限りの儚い命で水面に落ち流れていきます。繊細でなよやかな雄蕊を捉えた描線が見事です。


■No.7「浜木綿」 50号P
こちらは爽やかな朝の風景。寄せては返す波の音と潮の香がしてきそうです。


■No.3「潮満つ」 80号F
先生は20年来八重山諸島で取材を続けてこられましたが、今回の大作の数々は、昨年からのご自宅待機で一気に制作が進まれたとのこと。「行きたくても今は行けない」もどかしい想いが、作品に吹き込まれています。


■No.21「プルメリア」 4号F
愛らしい南国の情景をお部屋にどうぞ。かける場所を選ばない小品も揃っています。



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鎌倉其中窯 河村 喜史 作陶展
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■6月30日(水) → 7月6日(火)
■6階美術西画廊 ※最終日は午後4時閉場
※会期・営業時間・最終日終了時間を変更する場合がございます。

河村 喜史(かわむら きふみ)先生は、1959年愛知県豊田市に生まれ、日本大学芸術学部卒業後、父 又次郎氏のもとで陶芸の道に入られました。祖父 喜太郎氏が再興された北鎌倉の北大路魯山人の陶房跡を祖父から父へと受け継ぎ、現在もその登り窯で制作活動を続けておられます。今展では、愛知県豊田市の「猿投(さなげ)」の土を使い、先生ならではの造形と釉薬による壺や花入、うつわなどの新作を展観いたします。


■No.7「窯変線彫文 壺」
「猿投の土はクセがありますが、その持ち味を活かそうといろいろ苦心しています」と先生。最後の仕上げは窯と炎の神様にお願いして、思い通りになったり、残念な結果になったり、思わぬ嬉しい効果が出たり。この作品では一面に施された線彫が迷彩のような味わいを出しています。



■No.5「窯変 刻壺」
造形にとても手間をかけた作品です。上下を分け、下半分は一度成形した後に上下をひっくり返して底から削り出したり、上半分とつながる面は平らに凹ませて釉薬の厚みを出したり。さりげないけれど、とてもこだわっている先生の作風がわかります。


 
■No.37「青白釉 茶盌」
窯出しの時に先生がにっこりされた作品。覗き込むと底に三日月がくっきりと浮かび、焼成の間に縁から釉薬がいい具合に流れ落ちて、地がうっすら覗いたりと、良い味わいが出ています。


(一番手前)■No.54「土鍋」
北大路魯山人の流れを組む名窯として、こだわりのうつわも揃いました。一番手前の「土鍋」は、直火にかけられる他、オーブンに入れることもできます。


(左)■No.91「火変り ぐい呑み」
(右)■No.75「青白釉 酒器」




なお最後になりますが、今週及び来週の「工芸サロン」では、恒例の
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夏の茶道具展
■6月30日(水) → 7月13日(火) ※最終日は午後4時閉場
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を開催中です。この時ならではのお値打ち品が揃っています。




いかがでしたか。いずれの催にも紹介しきれなかった作品が多々ございます。興味ある作品がございましたら、どうぞお気軽に「京都タカシマヤ6階美術画廊」へお問い合わせくださいませ。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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