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第6回 グループホライゾン <日本画>

2021.09.08
皆さまこんにちは。4月うさぎです。
今週も画廊催から、美術部員のおすすめ作品をご紹介しましょう。

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第6回 グループホライゾン<日本画>
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■9月8日(水) → 14日(火)
■6階美術画廊    ※最終日は午後4時閉場

この展覧会は、千住博先生が「自らの地平線(ホライゾン)は、自らで切り拓いていってほしい」と、強い思いを込めて立ち上げられた、次世代を担う若手作家のグループ展です。6回目にして最終となる今展では、千住先生に薫陶を受けた作家もさらに加えた、26名の真摯な姿勢とチャレンジ精神をご堪能ください。

[出品作家] 賛助出品 千住 博
青木香保里 青木 惠 阿部 千鶴 今川 教子 岩田 壮平
王 青 大澤沙友理 笠井 遥 菅 かおる 阪本トクロウ
志世都りも 菅原 百佳 鈴木 紗綾 鈴木 琢未 田尾 憲司
田中 裕子 東儀 恭子 外山 寛子 中村 貴弥 西田 理菜
野村 京香 服部 由空 福井江太郎 前田 和子 山影 広野
山﨑 鈴子 (敬称略・五十音順)

まずはこの会の名付け親でいらっしゃる、千住博先生の作品です。画廊入口に向かって左側のウィンドウに展示しています。


【賛助出品】■千住 博「瀧図」 30号
今展に寄せていただいた先生の文章から抜粋します。「(前略)…近年、コロナ禍が世の中を襲い、オンライン生活が始まり、社会は大きく変わった。…(中略)…今芸術に求められる本質は何だろう。デジタルでは表せない素材感、痕跡、逡巡、ぬくもり、空気感…。それらが以前にも増して芸術の大切な要素となってくるのではないか。人々とともに生き、寄り添える作品はどれか。今回のホライゾンのメンバーたちの作品を俯瞰してみると、ここには世界が必要としている ”体験価値” が存在していると確信した。(以下略)」

それでは、出品作から何点かご紹介しましょう。拙い画像ですが、千住先生のおっしゃる ”体験価値” の気配だけでもお伝えできれば幸いです。



■No.22 笠井 遥「動植綵絵 - 共生 -」 30号
伊藤若冲の動植綵絵から発想を得て制作された作品。コロナ禍において「太古の昔から『共生』することで成り立ってきた」動植物が生きる自然界を、人間は今一度見習うべきではないかと、先生にとっての動植綵絵の世界観を描かれたそうです。


■No.65 服部 由空「しののめ」 10号
先生の地元である滋賀で漉かれた近江雁皮紙を使って、滋賀の里山風景を描かれています。「白抜きの技法から生まれたいくつもの縦の線や、ふんわりとしながらも光沢のある本紙特有の自然な風合いを、早朝の雨の情景・空気感に見立てました」とのこと。


■No.52 外山 寛子「夏の日」 30号
「今回、はじめて人物に挑戦しました。新しいモチーフは新鮮で、発見も多々ありましたが、とにかく人物が難しく、悩みながら描き進めて出来た作品です。今後も子供の作品は展開してみたいと思っております。」


■No.70 前田 和子「花残月」 30号円形
「現世と常世のはざまにいるような、幻想的な美しい鹿を描きたいという一心で描いた作品です。生きることと死ぬことの両面を同時に表現したい、そう思いながら描きました。」


■No.55 中村 貴弥「富士結晶山景図 - 惑星の標 - 」 H48.5×W137.2㎝


■No.20 大澤 沙友理「快」 H50.5×W50×D10.5㎝
制作中の先生の頭の中を表現された楽しい作品です。「新しいものを生み出すワクワク感が、ネオンサインのように頭の中でパッと発光する様子を表しました。」


■No.8 阿部 千鶴「花写し」 10号


■No.74 山影 広野「Bridge」 10号


■No.48 田中 裕子「秋日向」 4号
「近頃は、毎日外に出るようになり、地面に這う名もない雑草の愛らしさに目が向いたり、うっそうと育ち、絡まりあう山の草木に凄みを感じたり、ただの生い茂る葛の葉なのに、今日は最高に綺麗だな、なんて思ったりする日々です。」


なお、今週の「工芸サロン」はこちら。
穴窯で焼成した信楽焼の温かみある作品をお楽しみください。
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西川 光男 陶展
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■9月8日(水) → 14日(火)  ※最終日は午後4時閉場




いかがでしたか。どちらの催にも紹介しきれなかった作品が多々ございます。興味ある作品がございましたら、どうぞお気軽に「京都タカシマヤ6階美術画廊」へお問い合わせくださいませ。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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