TAKASHIMAYA BLOG京都タカシマヤ

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2022年2月28日(月)をもって
終了させていただきます。
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河嶋 淳司 展 -アニマルグラフィティ-〈日本画〉 & 林 恭助 展〈陶芸〉

2021.12.15
皆さまこんにちは。4月うさぎです。
今週も画廊催から、美術部員のおすすめ作品をご紹介しましょう。それでは東画廊から。


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河嶋 淳司 展 -アニマルグラフィティ-〈日本画〉
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■12月15日(水) → 21日(火)
■6階美術東画廊  ※最終日は午後4時閉場

河嶋 淳司(かわしま じゅんじ)先生は、1957年東京都に生まれ、1986年東京藝術大学大学院後期博士課程を修了されました。1995年には五島記念文化賞美術新人賞、1997年には両洋の眼現代の絵画展河北倫明賞など、受賞を重ねられました。琳派の伝統的技術を礎とし、想像から生み出す造形と自然の姿を融合させた、新しい表現を試み続けておられます。今展でもライフワークであるビビッドな色彩と斬新で愛らしい表情が人気の「アニマルグラフィティ」シリーズを展観いたします。



■「唐獅子」4曲一双 (右隻)

■「唐獅子」4曲一双 (左隻)
会場に入って右側の壁面いっぱいに展示された大作です。唐獅子屏風と言えば桃山文化を代表する国宝が思い浮かびますが、先生の唐獅子もその豪壮さを受け継ぎ、なおかつ先生ならではのユーモラスな味わいです。みなぎる生命力で、世の災禍を吹き飛ばしてくれそうです。


■「花猿」 150号

「花猿」も天井まで見上げるばかりの大作。となりの「象」150号と共に会場の正面を占めています。美しい銀色の背景と目の覚めるようなブルーに惹きつけられます。

親しみやすいサイズの作品も多々揃っています。全体写真では額縁のアクリル板への映り込みで、細やかなたらしこみや鮮やかな色が見づらいので、部分を拡大した画像を主体にご紹介しましょう。



■No.23「家族象」 10号



■No.5「河馬」 SM



■No.34「子虎」 4号
来年の干支「虎」は、この作品の他にも何点か揃っています。招福のお守りとして、皆さまのお家にお迎えしてはいかがでしょうか。


続きまして西画廊をご案内します。

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林 恭助 展〈陶芸〉
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■12月15日(水) → 21日(火)
■6階美術西画廊  ※最終日は午後4時閉場

林 恭助(はやし きょうすけ)先生は、1962年岐阜県に生まれ、土岐市立陶磁器試験場の研修課程を修了後、人間国宝の加藤孝造先生に師事されました。黄瀬戸技法を得意としてこられた先生は、長年曜変天目(ようへんてんもく)についても独自の調査・研究を重ねられ、2001年遂に再現に成功されました。その再現は国内外から高く評価され、曜変天目の生まれ故郷である中国でも国立美術館での個展開催や故宮博物院に収蔵されています。今展では、これまでの曜変に加え、新たに耀変流光彩(ようへんりゅうこうさい)の作品も発表されます。一埦ごとの景色の違い、光の流れをご高覧ください。


ぴんと張り詰めた緊張感が心地よい会場です。一点ずつ作品を見つめているうちに、師走の喧騒を忘れて、気もちがゆったりと静まってきます。




■No.1「曜変埦」
曜変天目の再現で世界中から高く評価された、先生の「曜変」。手のひらの中に広がる満天の星空に言葉を失います。この神秘的なきらめきを、拙い画像ではとてもお伝えしきれません。ぜひ会場へいらして、皆さまの眼で愛でていただければと願うばかりです。


■No.30「黄瀬戸茶埦」
曜変と並んで、先生が長く手掛けてこられた黄瀬戸のお茶埦です。光悦の流れを汲む、美濃焼ならではのふっくりした丸い形と、おだやかな景色をお楽しみください。



■No.10「耀変流光彩埦」
今回新たに発表された「耀変流光彩」。曜変に「光の流れる」表情を加えようとして誕生した、先生のご努力の賜物です(命名に使われた「耀」の字にも先生の思いがこもっています)。この作品は茶埦の外側にも細やかな流れが現れています。曜変を「静の星空」とするならば、こちらは「動の星空」、凍てつく冬の夜空に到来する流星群とも言えましょう。


■No.40「黄瀬戸香炉」


■No.32「耀変流光彩深鉢」
本年の日本伝統工芸展で、日本工芸会奨励賞を受賞した作品の兄弟作品です。茶埦でも制作が困難な耀変流光彩を、これだけの大きな作品に仕上げられた先生の意力に驚かされます。覗き込むとそのまま吸い込まれそうで、宇宙空間で時空を超える瞬間を連想するのはSF映画の見過ぎでしょうか。



なお、今週の「工芸サロン」は、先週に引き続きこちらの催を開催中です。
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酒器と数寄の造形展
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■12月8日(水) → 21日(火) ※最終日は午後4時閉場

いかがでしたか。いずれの催にも紹介しきれなかった作品が多々ございます。興味ある作品がございましたら、どうぞお気軽に「京都タカシマヤ6階美術画廊」へお問い合わせくださいませ。

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高島屋 京都店
6階 美術画廊・工芸サロン・茶道具売場
電話 075-221-8811(代表)
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